なぜ便秘になるのか

運動不足による便秘

便秘には運動不足も深く関係しています。

そもそも通常の排便とは、大腸から直腸へ送られるうちに形成された便を開始された蠕動運動により押し出す行為ですので、正常な蠕動運動を起こす為には腹筋がきちんと鍛えられていないとダメなんです。

また腸の蠕動運動にもしっかりと鍛えられた腹筋は大事なのですが、便をいきむ時も腹筋がしっかりと鍛えられていないと上手くいかないんです。

腸の蠕動運動が上手く行われないと便をスムーズに排出することが困難になりますし、もし便意を感じたとしても腹筋が弱まってしまっていると、お腹をぐっと押す力も弱くなってしまっているので排便が上手くいかなくなります。

このようにして起こる便秘を『弛緩性便秘』と言い、高齢者や病気の治癒の為に寝たきりの人、または妊娠された事のある女性に多く起こる便秘なのです。総じて何らかの要因により腹筋や体の筋肉が弱くなっている人に起こりやすい便秘、という事ですね。

ただ、運動不足による便秘だからとってすぐにジムに通え!とか、毎日1時間ウォーキングしろ!とかいう事ではありません。普段の生活の中で少しずつ運動を習慣付けられればそれだけで充分効果はあります。

例えば朝出勤&通学するときに一駅分歩くようにするとか、出来るだけエレベーターを使わずに階段を使うようにするとか、まめに腹式呼吸をするのも効果的です。要は弱った腹筋を鍛えなおせばいいのですから、一回一回きつい運動をするよりも毎日続けられるゆるい運動の方が効果はあります。

もし便秘に悩んでいて、最近運動不足だなと思ったらちょちょっと腹筋に力を入れて生活してみませんか?これだけで治ればめっけもんですし、残念ながら治らなくとも腹筋を鍛える事はダイエットや体形維持の効果も期待できますよ。